帰化を考える際によく出てくる言葉が日系人です。
日系人がどういう人のことを指しているか?ご存じでしょうか?
日系人とは、外国に移住した日本およびその子孫
日系人は、日本から外国に移住した日本人やその子孫のことを指しています。
そして、日本から外国に移住した日本人を1世、その子が2世、孫が3世と呼ばれます。
日系人は約500万(ほぼ日系ブラジル、日系アメリカ)
R5(2023年)10月1日の外務省領事局い政策課の海外日系人数推計によると、日系人は約500万にいるとされています。
地域別だと、南米で約300万、北米で約162万で、ほぼ90%超を占めます。
その中でもブラジルが270万、アメリカが150万で、ほぼこの2か国になっています。
日系ブラジル人のルーツ
日系ブラジル人が多い歴史的な背景だと、1908年~1960年にかけて、日本からブラジル含む中南米へ移住が行われたとされています。
敗戦による困窮で、一種の出稼ぎのようなイメージで、ブラジルにコーヒー農園に労働をしにいったのが最初のようです。
その後、断続的に日本が高度成長期に入るまで移住が行われたようです。
その結果、日経ブラジル人が190万超いる現状になっていると言われています。
日系アメリカ人のルーツ
1853年のペリー来航で、鎖国が廃止されたことと、生活の困窮により、1880年ころより、新天地を求めてアメリカに移住する人が増えたようです。